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まずはmoto X4の基本スペックをチェック
OS | Android7.1.1 |
---|---|
ディスプレイ | 5.2インチ |
CPU | Snapdragon630 |
メモリ | 4GB |
ストレージ | 64GB |
カメラ | デュアルカメラ |
DSDS | 〇(※排他利用) |
重さ | 163g |
防水性能 | IP68規格の防水性能 |
価格 | 58100円(税込) |
moto X4の動画レビューはこちら
moto X4を色んな角度から見てみよう
正面・背面


上部・下部

本体上部はSIMスロットのみです。

本体下部にはイヤホンジャックとUSB typeCの充電口があります。
右側・左側

右側は音量調節ボタンと電源ボタンがあります。

左側には何もありません。
moto X4のカメラを検証
moto X4のカメラはよりワイドに撮れる
moto G5s Plusもデュアルカメラなので、moto X4と一緒なのかと思うかもしれませんが、違います。
moto X4ではF2.0、1200万画素のカメラとF2.2、800万画素の広角カメラが搭載されています。
そのため、moto G5s Plusに比べて、よりワイドな写真を撮ることができ、ダイナミックな風景の撮影に特に適しています。
moto X4のカメラは6つのモードがある

moto X4には6つのカメラモードがあります。
- 通常
- スポットカラー
- パノラマ
- 深度の有効化
- 顔フィルタ
- プロフェッショナルモード
この内、スポットカラーと顔フィルタはmoto G5s Plusにはない機能になっています。
デフォルトで写真を撮ってみた


深度有効化で背景のぼかし具合を変えれる

背景のぼかし具合を後から変更できる。

あとから奥にピントを合わせ、手前をぼかすこともできる。
スポットカラーで一つのカラーを強調できる

雑誌や広告の写真のようにちょっとアートな感じの写真も撮れるので、個人的にこの機能が気に入っています。
顔フィルタ

顔認識をして、スタンプなどを貼り付けたりできる機能です。
やや女性をターゲットとした機能といった感じです。
moto X4の良いところ
美しいガラスデザイン

moto X4の特徴はなんといってもこの美しいデザインです。
前面、背面ともにゴリラガラスで覆われ、光沢感と深いブラックがすごくかっこいいです。
また、カメラも出っ張っていますが、ギザギザした感じがかっこよく、iPhone Xのように出っ張っていてダサいという感じはありません。
個人的にはこのモトローラらしい無骨な感じを残しつつ、ガラス張りの美しいこのデザインはかなり気に入っています。
※おそらくmoto X4に興味のある方は実物を見たいと思いますが、周りの店にはほとんど置いていないと思います。そこで、moto X4のデザインを言葉で分かりやすく説明すると次のような感じです。背面のカラーに関してはiPhone 7のジェットブラックに似ています。また、サイドのラウンド形状はGalaxy S8に似ています。
UQモバイルで使える(全キャリア対応)

モトローラの最近発売したmoto X4やmoto g5s、moto g5s Plusの良いところはドコモ、au、ソフトバンクの全キャリアに対応していることです。
そのため、UQモバイルでも問題なく使えることができます。
格安SIMの中でも安定して早いUQモバイルではHuawei P10、P10 Plus、honor9などミドルハイクラス~ハイクラスのアンドロイドで使えない端末が多いのでこれは非常にうれしい点だと思います。
防水防塵

moto g5s Plusでは撥水コーティングのみでしたが、moto X4ではIP68規格の防水防塵性能があります。
ちなみにIP68規格とは粉塵が内部に侵入しない、連続的に水中にあっても有害な影響がない(水没の条件は製造者が規定する)ということで、iPhone 8のIP67より防水性能は少し上になっています。
持ちやすい
moto X4はmoto g5s plusと比べ、ディスプレイが小さく5.2インチなので持ちやすいです。
ゲームや動画視聴の長い人にとっては少し物足りないかもしれませんが、日常のネットサーフィンやSNSをするにはやはりこれくらいのサイズ感の方が使いやすいです。
指紋認証が爆速

moto g5s plusもそうでしたが、iPhone SEからアンドロイドに変えて一番うれしかったのは指紋認証の早さです。
iPhone SEは第一世代の指紋認証というのもあり、ちょっと指が塗れていたりするとすぐに反応しません。
一方で、moto X4は多少指が濡れていてもきちんと反応してくれます。
便利で使いやすいmoto Action
個人的にモトローラのスマホで気に入っているのが、このmoto Actionです。
指紋認証ボタンや、ジェスチャーでいろいろなことができます。
ホーム、戻る、使用中のアプリ表示、Googleアシスタント起動

指紋認証のボタンを1回軽く押すと、iPhoneのようにホームに戻ります。
また、左にスワイプで「戻る」、右にスワイプで「使用中のアプリを表示」、長押しで「Googleアシスタントの起動」ができます。
2回ひねるとカメラが起動

2回振るとライトが点灯

3本指で画面に長く触れるとスクリーンショット

コンパスが付いている
moto g5s Plusにはコンパスが付いていませんが、moto X4にはコンパスが付いています。
そのため、Google Mapなどの地図アプリを使ったときに自分が今どの方向を向いているかが分かります。
方向音痴で地図アプリをよく使う人には必須の機能です。
イヤホンジャックが本体下部にある

僕は充電するのが面倒という理由で今でも有線のイヤホンを使っています。
有線のイヤホンを使う上では、イヤホンジャックが本体下部にあった方が、ポケットから取り出したときに、持ち変える必要がないので便利です。
moto g5s plusでは本体上部にあって少し使いにくかったので、地味な点ですが助かっています。
素のアンドロイドに近い
大手キャリアで販売されているアンドロイドには最初から余計なアプリがたくさん入っていたりしますが、moto X4にはほとんど入っていません。
入っているといったらmoto Actionくらいです。
素のアンドロイド
一目で色んな情報が分かる時計

モトローラのスマホで地味にいいのが時計!
シンプルなデザインながら、日付、時間、天気、周りのリングでバッテリーの残量が一目で確認できます。
バッテリーの持ちがいい
moto X4は3000mAhのバッテリーを積んでいて、余計なアプリも入っていないせいかバッテリーの持ちはかなりいいです。
軽いネットサーフィンとSNSくらいなら2日くらい全然持ちます。
また、急速充電に対応しており、充電も15分で6時間使用できます。
ワンセグがついていない(NHK対策)
moto G5s Plusのときも書きましたが、僕はもう4年以上テレビがない生活を送っています。
そのため、NHKの受信料を払う必要がないのですが、最近よくスマホがアンドロイドかどうかNHKの委託職員に聞かれます。
裁判官によっても判断が割れていますが、ワンセグ付きのアンドロイドを持っているとNHK受信料が取られる可能性があります。
僕のようにテレビを全く見ない人でワンセグなしのアンドロイドを探している人には良い端末だと思います。
moto X4のイマイチなところ
DSDSが排他利用
moto g5s plusもそうですが、moto X4もDSDSが排他利用です。
一応DSDSの説明するとDSDSはデュアルSIMデュアルスタンバイの略で、2枚のSIMカードを入れて同時に使うことができます。
このDSDSの便利なところは例えば、通話用のSIMをドコモの通話し放題で契約して、ネット通信はUQモバイルなどにすることで、通話出し放題でネットも早い、しかも値段は大手キャリアより安いというような使い方ができます。
moto X4ではDSDS対応ですが、排他利用といって
- SIMを2枚入れるとマイクロUSBが使えない
- マイクロSDカードを使おうとするとSIMが2枚させない
つまり、SIMを2枚入れて、かつマイクロSDカードも使うという使い方はできないということです。
次期iPhoneでもDSDSに対応するのではないかと噂が出ており、個人的に来年のスマホ市場はDSDSで盛り上がるのではないかと考えています。
また、モトローラのスマホを選ぶ人はDSDSをかなり重視している方もいらっしゃると思うので、排他利用なのは非常にもったいない点だなと思います。
指紋が付きやすい

ガラスデザインなので仕方がありませんが、背面はやはり指紋が付きやすいです。
ケースをつけて利用する人はあまり気にならないと思いますが、ケースを付けない派の人にはデメリットかもしれません。
背面も割れる可能性がある
これも指紋がつくことと同様にガラスの宿命ですが、やはり落とすと割れる可能性があります。
両面デザインは確かにかっこいいですが、Galaxy S8やiPhone 8で背面が割れている人もいる通り、moto X4も背面がガラスなので固い場所に勢いよく落とすと割れます。
この辺は正直、デザインと耐久性のトレードオフなのでしかたありません。
底のデザインがダサい

moto X4はデザインもかっこいいですが、総務省指定やmade in China、モデル名などが全部底に記されているので、本体底のデザインはあまりかっこよくありません。
これらの情報は必ず本体のどこかに記さないといけないことは分かりますが、もう少し目立たない形にしてほしかったな少し感じています。
まとめ:デザイン性、カメラ性能重視の人に特におすすめ
【良いところ】
- 美しいガラスデザイン
- UQモバイル対応
- 防水防塵性能
- 5.2インチで持ちやすい
- 指紋認証が爆速
- 使いやすいMoto Action
- コンパスがついている
- イヤホンジャックが下にある
- 一目で色んなことが分かる時計
- バッテリーのもちがいい
- ワンセグが付いていない
【イマイチなところ】
- DSDSが排他利用
- 指紋が付きやすい
- 背面も割れる可能性がある
- 底のデザインがださい
コスパという点においてはmoto G5s Plusの方が上だと思いますが、デザインや持ちやすさ、撮れる写真の幅という点ではmoto X4の方が断然上です。
個人的には、ゲームや動画視聴より、ネットサーフィンやSNSメインの人で、端末のデザインを重視されている方にぴったりのアンドロイドだと思います。
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