夫婦やカップルで海外旅行など長期旅行に出かけると必ず喧嘩して、険悪なムードになってしまうという人も多いだろう。
そこで今回は僕が実際に世界一周中に出会った夫婦やカップルから聞いたパートナーと仲を深めるコツをご紹介する。
相手に歩み寄る

だいたい夫婦やカップルで海外に行くと片方が環境の変化に慣れるのが早く、もう片方が時間がかかることが多い。
料理の味は違うし、言葉は通じないし、日本式のサービスもない。
環境変化に慣れるのに時間がかかる人にとってみれば非常にストレスだ。
その場合、環境変化にすぐ慣れる人はパートナーが慣れるまで、相手の意見を聞いて歩み寄ってほしい。
何が食べたいのか、どこに行きたいのか、どこに泊まりたいのか。
特に一緒にいる期間が長い夫婦やカップルはついつい「相手のことはよく知ってるよ」と思いがちだが、慣れた関係だからこそ相手は言い出しにくいこともある。
少なくとも「早く環境に慣れろ」とか「海外に来たんだから楽しめ」とか自分の意見を押し付けるのはよくない。
お互いが歩み寄ることは日本にいるとき以上に必要だ。
共通して好きなことをする

二人が共通して好きなことはないだろうか?
例えば、サッカーが好きとかお祭りが好きとか。
おそらく何か1つは共通していることがあるはずだ。
それが見つかったらぜひ二人でやってみてほしい。
例えば、僕が出会ったサッカー好きの夫婦はスペインやブラジルなど、行った国々でサッカー観戦をしていた。
このように何だっていいので共通して好きなことをしてみてほしい。
お互いの共通点がより明確になり、二人の記憶に強く残る思い出ができるはずだ。
一緒に新しいことにチャレンジする

海外に行くと普段やったことがないようなことにチャレンジしてみたくなる。
スキューバダイビングでもスカイダイビングでもバンジージャンプでもなんでもいい。
二人が今までやったことがないことに挑戦してほしい。
新しいことにチャレンジすることで二人の絆はもっと強いものになるだろう。
SNSをやめる

旅行をすると、ついつい美しい景色の写真をインスタグラムやFacebookに上げたくなる。
その気持ちは分かるが、そんなことは帰国後でもできる。
せっかく異国の地にいるのにスマホやPCの画面に集中するのではなく、パートナーと“今”を楽しんでほしい。
常に一緒にいない

僕がいろんな国で出会った仲良し夫婦やカップルは意外なことに常に一緒にはいない。
ちなみに、僕がブラジルで出会った夫婦は3週間別行動して、3週間後リオデジャネイロで待ち合わせしたりしていた。
ここまで、別行動する必要はないが、たまには別行動してお互い息抜きが必要だ。
別行動して、その後合流した時、お互い何をしたか話し合ってほしい。
きっと今まで知らなかった相手の新たな側面が感じられるだろう。