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そもそもトランス脂肪酸とは

悪いアブラの代名詞トランス脂肪酸
トランス脂肪酸は天然に存在するものもありますが、問題なのが液体のアブラに水素を添加して人工的に造られたトランス脂肪酸です!
身近なものでいうと、マーガリンやショートニングがこれに当たります。
マーガリンなどはバターに比べ安くて家計的には助かりますが、安いのにはそれなりの理由があるのです。
トランス脂肪酸が引き起こす病気

トランス脂肪酸は以下の病気の原因の一つとされています。
- アトピー
- アレルギー
- ガン
- 免疫不全
- 不妊
- 動脈硬化
- 認知症
- 心臓疾患 etc‥
このようにトランス脂肪酸の摂りすぎは私たちに多大な害をもたらすのです。
特にアトピーやアレルギーを持ち、色々対策したが、効果がなかった方はもしかしたら油が原因かもしれません。
普段の生活でトランス脂肪酸をたくさん摂ってませんか?
市販のパン、お菓子、揚げ物などこれらには多くのトランス脂肪酸が含まれています。
当てはまった方はトランス脂肪酸の摂取量を段階的に減らしていきましょう。
進む脱トランス脂肪酸

体にとって害でしかないトランス脂肪酸ですが、
2015年にアメリカのFDA(食品医薬品局 )が3年以内に食品に含まれるトランス脂肪酸を禁止すると発表。
アメリカではこれを受け、ファーストフード店などではトランス脂肪酸を含まない他のアブラへの変更が進められています。
残念ながら、日本では未だ規制がないため、トランス脂肪酸は多くの食品に使われています。
しかし、一部の企業は自主的にトランス脂肪酸を減らす努力をしています。
代表的なのがミスド!
ミスドは2013年からドーナツを揚げるオイルを低トランス脂肪酸オイルに変更している。
このように一部の企業は自主的に脱トランス脂肪酸へ向けて努力している会社がある。
オリーブオイル、エゴマ油なんかもトランス脂肪酸を発生する!?

体にいいとされているオリーブオイルですが、確かにエキストラバージンオイルなんかを生で食べる分には体に良いですが、加熱すると一部がトランス脂肪酸に変わっています。
実際、下のオイルは一部「生」で食べると体に良いものがありますが、加熱するとトランス脂肪酸を発生します。
加熱するとトランス脂肪酸が発生する油
- サラダ油
- キャノーラ油
- パーム油
- オリーブオイル
- ひまわり油
- 綿実油
- ごま油
- グレープシードオイル
- 紅花油
- アマニ油
- エゴマ油 etc‥
これらの油は高温で調理すると一部がトランス脂肪酸に変化します。
ここで特に注意してほしいのが、揚げ物!
揚げ物に使われている油はだいたい10~20%(上限約25%)がトランス脂肪酸に変化しています。
揚げ物は美味しいのは分かりますが、トランス脂肪酸を摂取することになるので気を付けましょう。
次回予告:トランス脂肪酸を発生しないアブラ〇〇

今回の記事でトランス脂肪酸がいかに私たちに害かよく分かって頂けたと思います。
マーガリンやショートニングは避けなくてはダメ!
普段使っている油も加熱すると一部がトランス脂肪酸に変わってしまう!
[su_animate type=”shake” duration=”1.5″ delay=”1″]じゃあ一体どの油を使えば良いんだー(怒り&混乱)!?[/su_animate]
と思った方
実はトランス脂肪酸を発生しない油があるんです!!
それがギー(Ghee)
次回記事ではトランス脂肪酸を発生しないギーについて詳しく解説します。